「妊活とモリンガ」について、科学的な根拠や栄養面、期待できる効果・注意点まで掘り下げて詳しく解説します。
🔶 妊活とは?
妊活とは、「妊娠しやすい体づくり」を目指して生活習慣や食事、体調管理を整える活動のこと。男女ともに栄養バランスやホルモンの安定、ストレス管理が重要です。
🔶 モリンガとは?
モリンガは「奇跡の木」とも呼ばれ、90種類以上の栄養素を含むスーパーフード。特に以下の成分が、妊活に役立つと注目されています。
栄養素 | 働き |
---|---|
葉酸 | 胎児の神経管形成に不可欠(妊娠初期に特に重要) |
鉄分 | 貧血予防、卵巣・子宮への血流改善 |
カルシウム | ホルモンの分泌や骨の健康維持 |
ビタミンE | 抗酸化作用。卵子・精子の質を守る |
ビタミンC | 抗酸化作用。鉄の吸収促進 |
ポリフェノール | 酸化ストレスの軽減=妊娠力向上 |
アミノ酸 | ホルモンの材料。体力・代謝UP |
🔶 妊活におけるモリンガのメリット
✅ 1. ホルモンバランスの安定に寄与
モリンガに含まれるアミノ酸、ビタミンB群、マグネシウムなどが、ホルモンの分泌や神経系の調整に働きます。これにより月経周期や排卵リズムの安定が期待されます。
✅ 2. 卵子・精子の質の向上
抗酸化成分(ビタミンE、C、ポリフェノール)が、細胞の酸化を防ぎ、卵子や精子の質を守ります。加齢やストレスで劣化しやすい生殖細胞をサポート。
✅ 3. 冷え・貧血対策で妊娠しやすい体に
鉄分や亜鉛、ビタミンCが豊富なため、貧血や冷えを改善し、子宮や卵巣への血流が促進されます。
✅ 4. 葉酸の摂取源として有効
妊娠初期に最も必要な「葉酸」が自然な形で摂れる。合成葉酸より体内利用効率が良いとする説もあります。
🔶 妊活中の注意点
⚠️ 摂取量に注意
- モリンガは栄養価が高いため、一度に大量摂取すると胃腸に負担をかけたり、過剰摂取(特にビタミンAなど)になることがあります。
- 妊娠初期におけるビタミンAの過剰摂取は胎児に悪影響を及ぼす可能性があるため「推奨量(例:モリンガパウダー小さじ1日1杯程度)」を守ることが大切。
⚠️ サプリとの併用
- 葉酸や鉄サプリとの重複に注意し、トータルの摂取量を把握すること。
🔶 男性にもモリンガは有効?
はい。モリンガは男性の妊活にも非常に効果的です。
- 精子の数・運動率向上:抗酸化物質と亜鉛がサポート
- ストレス軽減と活力向上:GABAやアミノ酸が神経の安定とエネルギー代謝に関与
🔶 まとめ:妊活×モリンガは自然な体づくりの味方!
特徴 | モリンガの役割 |
---|---|
栄養補給 | 葉酸・鉄・亜鉛・ビタミンなどが豊富 |
妊娠力UP | 卵子・精子の質の向上、ホルモンバランス調整 |
体調管理 | 冷え・ストレス・貧血・代謝改善に有効 |
自然派志向の妊活サポートとして、食生活にモリンガを取り入れるのは非常に理にかなっています。
<注意書きについて> 『天草モリンガファーム』の商品にも「妊産婦の方はご利用をお控えください。」と注意書きがございます。 本商品はモリンガの葉を100%使用しているのですが、そのモリンガについて妊産婦の方の利用は控えた方が良い、という資料が不明確な根拠ながらございます。 20年ほど前の厚生労働省の資料なのですが、モリンガの根や茎を大量にラットに与えた結果、妊娠中のラットに悪影響を及ぼした可能性がある、という内容でございます。 (※1987年のインドで行われた実験を2004年に公開された内容です。) 実験内容は以下です。 交配後のラット7匹に175mg/kgのモリンガ葉エタノール抽出液を10日間与えたところ、全ラットの流産が確認されたという内容でした。この文献が、モリンガの葉が流産を誘発するという他の情報の参照元にもなっています。 著書「奇跡のモリンガ」にて 上記の実験を人間の体重に換算すると、体重50kgに対して【 約8.75kg 】の量に相当します。 例えば、モリンガパウダーのみを摂取する場合、1回に関しては小さじ1杯で約3g程度とされています。 つまり、毎日237.8杯のパウダーを摂取したという実験内容でございます。 この量は常識を大きく外れて非常に多く、実際に召し上がるのは困難です。 そのため、実験内容の実現性は非常に低いと言えます。 (九州アミノシェイクのモリンガ配合も少量のため、同様のことが言えます。) ただ、国が出している情報ですのでモリンガの摂取が不安になられる方もいらっしゃると思います。 そのため、当店をはじめモリンガを扱う店舗では注意書きとして記載しております。
1956年3月6日生まれ。天草の自然に育まれすくすくと成長。壮年期NPOを立ち上げ清掃活動や環境活動に取り組む中で常に、高齢化と休耕地問題に悩む。
そんな中、フィリピンの友人から誘われ、セブ島に“モリンガ”を見にいき、その有用性に魅せられる。
育てやすいモリンガで高齢化や休耕地問題も解決できると思い、農業も営業・販売の経験もない中、日本に知名度のない「モリンガ」を天草のブランドすべく2006年「天草モリンガファーム」始動。
そして2019年、産官学共同研究の末、天草モリンガファームの「九州産モリンガ」が機能性表示食品に認定。モリンガでは初。
優れた栄養成分を持つモリンガを、たくさんの皆様に知ってもらいたいと願っている。