モリンガのアルカロイド系成分について

【 栽培されているお客様より質問 】
モリンガの根の処分方法ですがシュレッダーにかけて
畑に撒く場合は根の皮は廃棄したほうが良いのでしょうか?

【 回 答 】
モリンガの根っこの皮にはアルカロイド系の毒があると説明しておりますが、
モリンガの幹や根を粉砕して畑に撒いた場合は特に心配することはありません。
畑の土に残るアルカロイドを分解する成分や生物が存在します。
アルカロイドは植物が生産する化合物で、多くの場合、土壌中で微生物や特定の植物によって分解されます。
なので神経質にならなくても大丈夫です。

1. **微生物**: 土壌中には様々な微生物(細菌や真菌)が存在しており、これらがアルカロイドを分解する能力を持っています。特定の細菌や真菌は、アルカロイドを分解する酵素を生成することが知られています。

2. **植物**: 一部の植物は、土壌中のアルカロイドを吸収し、その成分を分解または変換する能力があります。例えば、特定のマメ科植物は、土壌中の有害な化学物質を吸収して無害化することができます。
気になる場合は豆類を栽培してみても良いがしれません。

3. **土壌改良剤**: また、一部の土壌改良剤や堆肥は、アルカロイドを分解する微生物の活動を促進し、土壌の健康を改善します。ホームセンターで販売していますので、これも気になる場合は購入を検討されてはいかがでしょうか。

これらの生物や成分は、アルカロイドを分解することで、土壌の質を改善し、植物の成長に寄与することができます。

また、アルカロイドには、次のような効果があるといわれています。
・腎臓のろ過機能を高め、肝臓の解毒作用を高める
・鼻水を抑える
・がん細胞の分裂を阻止する
・鎮痛や麻酔などの作用をもつ
アルカロイドは、窒素を含む塩基性の植物成分の総称で、アルカリに似た化合物という意味です。
植物には動物などに食べられないようにする役割があり、その生理作用を利用して古くから薬として利用されてきました。

弊社では残った幹や根っこは、希望者や研究機関に提供した残りは全部粉砕して畑に撒いてます。

農林水産省【食品中のピロリジジンアルカロイド類に関する情報】
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/naturaltoxin/pyrrolizidine_alkaloids.html#pa1

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